タマホームの総額は?見積書(資金計画書)を公開します

未契約HM

家を建てる前、当ブログ管理人である筆者もタマホームへ資料請求し、見積書(資金計画書)を頂き担当者の方にお話を伺いに行ったことがあります。

今回はその時に頂いた見積もりについて解説いたします~。

(なお現在2022年ですが、見積書は約4年前のものになります。)


タマホームから資料請求のカタログが送ってきた約1週間後に、また↓のような資料が送られてきました。

タマホームの見積説明書

タマホームの見積書

名前を見ると「マイホーム資金計画書

最初見たとき「なんだこれ???( ゚Д゚)」って思いました。
だって見積書なんか頼んでなかったし(笑

他にも上と同じような様式で計5枚入っており、 抜粋して書くと

1.マイホーム資金計画書の説明書

2.延床面積35.09坪 2階建 本体の価格1,390万円 総額1,960万円 坪単価396,270円

3.延床面積40.23坪 平屋   本体の価格1,609万円 総額2,132万円 坪単価400,100円

4.延床面積40.23坪 2階建 本体の価格1,520万円 総額2,036万円 坪単価377,910円

5.延床面積50.21坪 2階建 本体の価格1,881万円 総額2,425万円 坪単価374,628円

注)坪単価は私が計算したもので全て本体の価格(税抜)のみです。付帯工事費などは含まれておりません。また工事面積から算出した坪単価なので玄関ポーチやバルコニーの面積が含まれています。

こんな感じになってました。

最初はびっくりしましたけど、やっぱり気になるもんです。
数日間ずっと見てたのを覚えてます(笑

 

特にこの頃は各ハウスメーカーの本体の価格をあまり知らなかったし、本体の価格以外の金額もよく分かっていませんでした^^;
予算もそこまで深く考えてなかったので、この資金計画書はかなりためになりましたね~♪
「新築ってこんなにかかるんだ・・・」って思ったのもこれを見てからです。

 

かなり気になったので、こちらからタマホームの担当の方へ連絡を取ってみました。

もう少し詳しい資金計画書をお作りすることもできますので、一度ご来店されませんか?

ということで、すぐ訪問し見積もりについていろいろ聞いてきました~。
(今思えばこれが狙いだったのかもしれませんね。他10社以上同時に資料請求したんですが、見積もりのようなものを送ってきたのはタマホームだけでした。)

 

以下見積もりの内訳となりますが、あくまで当時担当の方に聞いたこと、説明書に書いてあること、自分が勝手に思ったことなので、あまり鵜呑みにしないでくださいね^^;

2階建ての40.23坪の例で説明します。

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タマホームの見積もり内訳

建物タイプ

タマホーム建物タイプ

「自由設計」「2階」「大安心の家」

自由設計なのか企画商品なのか、平屋か2階建てか。
また、商品のグレードや坪数によって、本体工事価格が変動してきます。

なお、この「大安心の家」の場合だとLow-Eペアガラス(二重構造の窓)や、屋根材の瓦も標準仕様とのこと。さらに一部の大きい窓だとシャッターも標準で付いてきます♪

ちなみに説明を聞いていく中で「大安心の家」以外に、これより価格が安くなる「木麗な家」というものも紹介されました。
でもこの規格は窓がLow-Eペアガラスではなかったりと、価格が安くなる分標準仕様のランクが落ちてくるので、あまり興味は湧きませんでした。

A本体工事費用 Bオプション工事費用

 タマホーム本体オプション工事費用

施行面積が133.00㎡、坪数で表すと40.23坪で本体の価格が15,203,322円となっております。
単純に計算すると坪単価約38万ですね。
担当の方に聞いたんですが、坪数が35坪なら本体の価格が約1,350万円とのこと。

ネットで「タマホーム 坪単価」で探したんですが、これより低い金額しか載ってませんでした。地域ごとで金額が違うか値上がりしたのかも・・・(‘_’)

 

なお、この資金計画書(見積書)にはオプション工事部分は載っておらず、打ち合わせの内容によって項目が追加されていくようです。
例えば太陽光発電や窓や収納の増設など、標準仕様以外の設備を希望した場合等。

ちなみにその後、私のために別途作っていただいた見積書(捨ててしまいました( ;∀;))には、「尺モジュール割増料金」というのがオプションで15万円ほど追加されていて、他にも3つほどオプション項目に載せてありました。

希望もしていないオプションなのに初っ端から追加されてるのはどうなのかなーって思ったんですが、なにも言えませんでした・・・(笑

C付帯工事費用

 タマホーム付帯工事費用

こちらには
①電気のメーターから分電盤までの配線工事費用
②電力会社への申請書類作成費用
③水道メーターから最終放流先への生活排水工事に要する費用
④雨水を側溝に流すための官工に要する費用
⑤工事用の仮設電気や仮設水道や仮設トイレの申請書類作成、設置撤去、使用料に要する費用
⑥屋外に水道(立水栓)を設置する費用
などが記載されておりC付帯工事費用といいます。

ちなみにC付帯工事費用欄には小計1,214,000円と記載があります。
内訳の中身を見るとに合併浄化槽工事簡易水洗便槽工事(現場の大工さん用のおトイレ)は含まれているように書いてありますが、実際は含まれておりません(笑
担当の方が間違ったみたいです^^;

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D必要費用

続いてD必要費用には
①プラン作成から契約までの基本図面作成に要する費用
②工事着工から工事竣工引渡しまでに作成される設計図書や関連書類作成費用
③役場に届け出る建築確認の申請手続きに要する費用
④第三者機関による地盤の調査及びそのデータ解析及び保証に要する費用
⑤基礎配筋検査、構造検査、防水検査、建物完了検査、役所完了検査に要する費用
⑥住宅瑕疵保険に加入する費用
などが含まれ、小計712,000円と記載されています。

D必要費用欄の右側長期優良住宅認定費用やZEH補助申請費用などの記載がありますが、これもやはり金額に含まれておりません。
長期優良住宅認定申請などを頼むと別途料金がかかるということですね~。

 

それと説明書にこんな注意書きがありました。

タマホーム注意書き

「C付帯工事費用とD必要経費に関しましては、建物の大きさや金額に関係なく、タマホームでは全国一律となっております。」

上記C付帯工事とD必要費用の左側の欄だけに限定するなら、全国一律かかる費用が同じということですね。
これは素直にわかりやすくて良いと思いました。

ご紹介工事費用

タマホームご紹介工事費用

この名前の通り、タマホームがどこかの業者を紹介し仲介してくれる工事費用となっております。
つまりタマホーム自身が行う工事ではないってことですね。

内訳は大きく二つに分かれてます。

まずタマリビング部分
①カーテンレールやカーテンの種類などをアドバイスし設置するカーテン工事費用
②各部屋の照明の種類や大きさなどをアドバイスし取り付ける居室照明器具費用
③エアコンの移設や新規設置に伴うエアコン工事費用
④室内家具購入費用(不要??)
⑤フロアーコーティング費用
などが含まれます。

カーテンや照明等に関してはタマホームの系列会社である、タマリビング株式会社の専任のコーディネーターが打ち合わせ時にアドバイスをしてくれます。
もしくは近くのホームセンターで購入して施主支給してもいいとのこと。

カーテンと照明器具関係の費用が合わせて30万円
自動的にこの費用が計上されているのは、タマホームで一般的にかかる費用がこのぐらいなんでしょうね。

私が契約したユニバーサルホームの初期見積もりの場合だと、50万円だったのでタマホームの方が安いです。
実際我が家はカーテン&照明費用が30万円を超えたので、これだけタマホームに頼んでもよかったかも(笑

また、費用が載っていないエアコンの設置を頼んだりすると別途こちらに計上されます。

 

次に指定業者工事部分
①建っている住宅を取り壊す解体工事費用
②土地を宅地にするための造成工事費用
③庭やポスト、表札、カーポート設置などの外構工事費用
④引っ越し費用
が含まれています。

外構工事は適当に100万円で計算してあるみたいですね~。
なお我が家は実際、300万円近くかかりました。^^;

さすがに引っ越しは仲介してもらうより、自分で頼んだほうが費用も抑えられていいかと・・。

実際こういったところは、ある程度打ち合わせが進んだ時でないと、明確な金額は分からないと思われます。

その他費用

タマホームその他費用

その他費用には
①水道加入金及び接続工事費用等
②着工直前に行う地鎮祭の費用
③地盤調査後に行う可能性のある地盤改良工事費用
④上水道引き込み工事費用
⑤下水道引き込み工事費用
⑥下水道受益者負担金
⑦仮住まい費用
が含まれています。

地鎮祭費用だけ25,000円計上されていますね~。

他、下水道引き込み工事などの記載もありますが、我が家は田舎なので上水道、下水道ありません~^^;
最終的に建てた我が家は、井戸、浄化槽を設置しております。
おかげでこの2つ合わせて100万円超えました。

諸費用

タマホーム諸経費用

こちらには税金・登記費用・住宅ローンなどの費用が含まれています。
①新築請負契約書・土地売買契約書・住宅ローン契約書に貼り付けるための収入印紙代
②建物を建てた後に登記するための費用(表示・保存・設定)
③土地の登記費用(所有権移転及び固定資産税清算等)
④分筆及び農地転用・地目変更登記費用
⑤火災保険料
⑥住宅ローンの融資手数料・ローン保証料・つなぎ融資利息、手数料

印紙税は建築契約書分と、住宅ローン分合わせて32,500円
住宅ローン融資手数料が54,000円

建物などの登記費用も一般的に25万円ぐらいかかるんしょうね~。
また火災保険料も補償内容によるとは思いますが、一般的にかかる金額が記載されています。

住宅ローンの保証料等は銀行によってかかる費用が違うので、記載してないんだなと思いました。

タマホームの見積もり(資金計画書)総額とまとめ

タマホーム総額

タマホーム「大安心の家」で延床面積40.23坪、2階建の場合だと
本体の値段と他工事費用など合わせて総額が20,361,167円となっております。

ということで、上記に記載した金額等をまとめてみると

建物タイプ:「自由設計」「2階」「大安心の家」

A本体工事費用&
Bオプション工事費用:15,203,322円(税抜)
C付帯工事費用   :1,214,000円(税抜)
D必要費用     :712,000円(税抜)
ご紹介工事費用   :1,300,000円(税込)
その他費用     :25,000円(税込)
諸費用       :75,500円(税込)

見積もり総額    :20,361,167円(税込)

となりました。

家づくりを考え始めた当初は、
1,500万円ぐらいのローンを組んで、500万円手出しして総額2,000万円の家を建てよう!
って夫婦で一緒に考えてたんですよ。

でも、この資金計画書を貰ってから自分達の考えが甘かったんだな・・・と悟りました。
だってこれには土地関連の費用とか一切入ってないし(*_*;

 

この資金計画書を一目見て、一戸建て新築にはプラス500万円以上(総額2,500万円)はかかるなって思ったのが率直な感想でした。
ローコストハウスメーカーのタマホームでも、土地含めて総額2,000万円じゃ満足する注文住宅は建てれないってことですね。

ただ、この見積書のおかげで家のことについて大変勉強になったのは間違いありません。
最終的に別ハウスメーカーで家を建てることになったんですが、タマホームにはいろいろ資料やご説明をいただき大変感謝しております。(*‘∀‘)

このタマホームの見積もりは新築費用について大変勉強になるので、ハウスメーカーをどこにしようか悩んでる方は一度相談されに行ってもいいかもしれませんね。

もしタマホームで家を建てない場合でも、家づくりの費用がどれくらいかかるのか参考になると思います。

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コメント

  1. みい より:

    初めまして。
    D.必要費用について調べていたところ、こちらに行き当たりました。
    「C付帯工事費用とD必要経費に関しましては、建物の大きさや金額に関係なく、タマホームでは全国一律となっております。」
    これは現在も同様なのでしょうか。
    当方は右側に項目が2つ増え100万を超えており、増えている項目の金額を聞いて引いてもこちらに記載のある金額にならなかったので、あれれ、、と(^_^;)

    • 田舎サラリーマン田舎サラリーマン より:

      >みいさま
      コメントありがとうございます♪

      私が頂いた、この見積り(資金計画書)については我が家を建てる前(約4年前)に頂いたものなので、もしかしたら全国一律でも、この費用自体が上がっているのかもしれませんね~。

      既に私は家を建ててしまったため、タマホームに資料請求する理由もなく、現在この費用についてどうなっているのか知る術はありません。
      答えになってなくてごめんなさい(*_*;

この記事を書いた人
田舎サラリーマン

 2018年にユニバーサルホームの家を建て、子育てしながらのんびり生活中。
 家づくりのことや生活、子育てに役立つ情報等を発信しています。
 取得資格[行政書士・宅地建物取引士・FP2級]