[家や外構の配置]家の周りになにを置く?設置場所の注意点について

土地関連

ハウスメーカーを決め家づくりが始まると、家や外構の配置など理想とする家のイメージが湧いてくると思います。
ここには物置を置きたい!とか、ここには2台用のカーポートを設置したい!とか。

ただし、家の外に設置する物などのサイズを頭に入れておかないと、私みたいに理想と現実が違ってきます
例えば、「エコキュートのサイズを考えていなかったので、お風呂の近くに置いたら家の周りを通れなくなった」とか・・・

この記事を見ている方が私みたいな失敗?をしなくていいよう、実体験から学んだ注意点などを書いておきます~。

 

土地の取得や埋め立てなどをすべて、一括してハウスメーカーに頼まれる方なら今回の記事は読まなくていいかもしれません。

多分ハウスメーカーの方が、打ち合せ中にアドバイスしてくれると思うんで(/・ω・)/

私みたいに直接依頼して、分筆や土地の造成をされる方は見といた方がいいかもです。
分筆や土地の造成は完了してしまうと後に引けませんからね~。

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家や外構の配置に注意する物の一覧

これから家や外構の配置を考えられる方は、下記に羅列する物に注意しながら家づくりを進めて行ってください(^^)/

エアコンの室外機

エアコンを設置すると、もれなく室外機が付いてきます(窓付けエアコンを除く)。
普通のエアコンだと幅が80cmで奥行きが30cmぐらい。
メーカーや種類によって室外機のサイズも変わってきます。

また、部屋数が増えると台数も増えます。

注意度★★☆☆☆

壁の厚さ

普通の家だと15cmぐらいです。
ユニバーサルホームも外壁材ALCですがそのぐらいです。

地鎮祭の時に初めて気になり聞きました(笑

注意度★☆☆☆☆

エコキュート

エコキュート

2台で1セットになります。
左のヒートポンプユニットは、エアコンの室外機と同じぐらいのサイズなんですが、右側の貯湯ユニットは、幅と奥行共に約70cmあります。
実際設置するときは、外壁から離してコンクリ土台の上に置くので結構大きなスペース(1m×2mぐらい)が必要です。

メーカーによっては奥行きが45cmぐらいの、スリムなものも販売されています。

注意度★★★☆☆

立水栓

これは設置する物によって、大きさも変わってきます。
大型犬など大きいペットを飼っている方は、立水栓も大きい物を付けたりするかもしれませんね。

立水栓

我が家は↑みたいな簡易的なものを付けてます(/・ω・)/

注意度★☆☆☆☆

浄化槽ブロアー

浄化槽を設置する場合必要です。

大きさは25cm×20cmぐらい。

注意度★☆☆☆☆

井戸水用ポンプ

井戸水を使われる方は必要です。

これも浄化槽ブロアーと同じぐらいのサイズです。

注意度★☆☆☆☆

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給排水管

家の周りを通っている配管ですね。

上は普通に歩けますがカーポート設置等、地中に何かを埋める際はこれに注意する必要があります。
また、管の上にはなにも設置できません。

注意度★★☆☆☆

勝手口ドア

取り付ける場所によりますが、ドアを開けた時塀などに当たらないようしないといけません。
また、ドアを開けたまま人が通れるようにしておくと後々便利です。

通常のドアであれば幅80cmほど。

注意度★★★☆☆

浄化槽

浄化槽を設置される方限定です。

前にも書いたように、家の延床面積によって設置する浄化槽の大きさが決まっています

5人槽の場合、サイズは1.5m×1mぐらい。
ただし、地中に埋めるときはこれより広く掘るため、もっと大きなスペースが必要です。

 

サイズ以外の注意点として

1.浄化槽上に物置等は置けない。というか移動できるもの以外基本なにも置けない。
2.浄化槽上にカーポートなど駐車スペースを設けられるが、耐荷重が高めの蓋を取り付ける必要があり費用が増す。また浄化槽点検の度に車を移動させなければいけない。

など。

注意度★★★★☆

L型擁壁

これもL型擁壁を設置される方限定です。

上部の壁厚は12cmぐらいなんですが、重要なのは底部分です。
地中に埋めるものは、L型擁壁の底部分に当たらないようしなくてはいけません。
なお、底部分の長さは設置するL型擁壁の種類で変わります。

関係するものを書いておくと

カーポートの足
浄化槽
給排水菅
井戸堀り
地盤改良   など

家の配置や外構を考えるときには、L型擁壁の底部分の上にはなにも設置しないつもりでシミュレーションした方が、私みたいに妥協せず済みます。

L型擁壁を使用して土地埋め立てを考えている方は、L型擁壁側を1mほど余分に空けて造成した方がいいかもしれませんね。

注意度★★★★★

まとめ

上記をすべて把握して家などの配置を考えれば、理想通り行くと思います。
しかし、さすがに面倒ですね。

なので、下記のようにしていれば大丈夫なはず。(責任は持ちません笑)

・家と塀の間は1.5m空ける。
・家と塀の間に浄化槽を設置したい場合は2.5m空ける。
・L型擁壁設置なら上記の長さに、底の長さ分さらに追加する。

これを守っておけば、エコキュートを設置しても隙間を歩けるし、勝手口を開けたまま通れます。
家の周りの隙間が1.5mあれば、エアコンの室外機などはそこまで気にならないでしょう。

物置など大きいものを置きたい場合は、もっと広めのスペースを用意しておかないといけませんけどね。

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この記事を書いた人
田舎サラリーマン

 2018年にユニバーサルホームの家を建て、子育てしながらのんびり生活中。
 家づくりのことや生活、子育てに役立つ情報等を発信しています。
 取得資格[行政書士・宅地建物取引士・FP2級]