注文住宅の打ち合わせにはものすごく時間がかかります。
私の場合も7月にハウスメーカーを決めてから、2月に着工が入るまでの約8か月間、月2回はユニバーサルホームで打ち合わせしてました。
最初のモデルハウス見学も含めて、約20回ぐらいは訪問した気がします。
打ち合わせの時間は大体2時間ほど。
家の中の仕様関係を決めるときは、丸一日かかるときもありましたけどね(笑
当時打ち合わせしていた時に気付いた注意点を書いときます。
住宅ローンの仮審査(事前審査)は早めに終わらせる
なんならハウスメーカー決定前でも構わないと思います。
決定前に仮審査できるかどうかは、ローン会社によりますけどね。
私の場合はユニバーサルホームとの仮契約直後に申し込んだんですが、特にハウスメーカーのことは聞かれなかったので決定前でも大丈夫でした。
早く済ませておくと、自分もハウスメーカーもその後の安心感が違います。
ある程度ハウスメーカーとの話がすすんでしまった後に、住宅ローンの融資を数社に断られたら気が滅入ると思います(*_*)
せめて自分の所得でいくらまで借りられるのか、話だけでも聞いとく方がいいかもしれません。
間取りを決めるのに時間がかかる
注文住宅なら当たり前のことなんですが、間取りが決まらないとなにも決まりません。
逆に間取りさえ決めれば、その他の仕様を自分なりに優先順位を決めて打ち合わせしていくことも可能です。
この間取り決定には、私の場合1か月ちょっとかかりました。
私は毎日と言っていいほど、間取りを自作していたので3回ぐらいの打ち合わせで決まりました。
私が作成したものをメールで送り、担当者の方に添削と見積もりを出してもらうといった感じですね。
まぁ、最終的に決まったのは私の考えた間取りではなかったんですが(笑
普通の方なら「パントリーは大きめで和室は6畳以上」など、要望したものをハウスメーカーの方が設計していきます。
間取りについて大きくこだわられる方は、ここで数か月かかるかもしれませんね。
迷ったらカタログ(サンプル)を借りる
内装外装を決める時、打ち合わせ中にその部分のカタログやサンプルを見せられます。数が少ないものはその場で決められると思うんですが、部屋の壁紙などは沢山の種類があるためそう簡単にはいきません。
その場で迷ってしまうと時間がいくらあっても足りませんので、カタログ(サンプル)を借りて行きましょう。
家に帰ってゆっくり考えると、ホントに気に入ったものを選べると思います♪
私もこんな分厚い壁紙のカタログを持って帰ったりしてました。
壁紙のサンプル付なので模様、触り心地、色などいろいろ見比べられます。
もちろん、貸してくれないものもあります。
その時は素直に諦めましょう(/・ω・)/
モデルハウスを確認しに行く
上記と同じくカタログを見て迷ったら、モデルハウスを見に行きましょう。
気に入った壁紙と床の色が合うかどうかなど、サンプルを持って確認できます。
比べたい、選びたいものがモデルハウスでは使われていない可能性もありますけどね^^;
打ち合わせ場所とモデルハウスが遠いと、ちょっとめんどくさいのが欠点。
私の場合はすぐ隣にモデルハウスがあったので、手すりの場所や建具の色などは打ち合わせの度に見に行ってました。
色を決めるときには特に役に立つと思います。
住宅関連メーカーのショールームへ訪れる
新築には様々なメーカーのものが設備として設置されます。
キッチン、トイレ、お風呂、窓、エコキュートなどなど。
具体例で言うと、LIXILやYKKAPやTOTOやクリナップなどの企業ですね。
契約したハウスメーカーの担当者次第かもしれませんが、それぞれの仕様についてはあまり詳しくなかったりします。
いくら建築のプロでも各設備の詳細まで頭に入れるのも一苦労ですからね~(/・ω・)/
特にキッチン、お風呂などは打ち合わせの時適当に決めてしまうと、後で後悔することにもなりかねません。(例えばキッチンの高さ、浴槽の広さ等)
一度そういった住宅関連のショールームを訪れ、現物を確認したり、専門の担当者に詳しい話を聞いた方が良いと思われます。
私の場合も、キッチンを決めるためにクリナップを訪れ、色や高さなどを決めてます。
オプションはとりあえず見積もってもらう
「このオプションはどうしよう」って迷ったら、とりあえず見積もってもらいましょう。
高そうだから多分付けないだろうと思ってても、案外安かったりもします。馬鹿みたいに高いときもありますけどね(笑
金額だけ聞いておけば、後で予算に余裕が出た場合そこで付けることもできますしね~。
私の場合、屋根のコロニアルグラッサの色をシャッフルしてもらおうと思ったんですが、工賃が30万円ぐらい増えたので止めました(*´Д`)
コストを下げるために施主支給も考える
我が家はカーテン、照明、制震装置を施主支給しました。
とくに照明は、見積もりを貰った後に施主支給することを決めたので、約7万円浮いたことが分かっております。
詳細はこちら
「10万円以下!新築の照明を施主支給した話」
もちろん、施主支給したものに故障や不具合が発生してしまうと、自分で購入したメーカーに手続き等を取る必要があります。
家づくりの費用が減るのはいいんですが、デメリットもありますのでいろいろ考えて決めましょう。
ホントに時間が取れない人や、面倒くさがりの人は無理かもしれませんね(/・ω・)/
仕様書にないことも話す
打ち合わせの際は最終的に仕様書といって、今まで打ち合わせてきたことの仕様一覧みたいなものを用意され、ハウスメーカーの担当者から最終確認をされると思います。
でも、それをよーく見てみると打ち合わせていない項目があったりします。
(標準はAだからそのままAに決まっていて、グレードアップするとBになるなど)
こういうのも自分でよく確認して気になったら担当者に聞くといいでしょう。
具体例を挙げると
①キッチンの食洗器の広さ
②窓に取り付ける網戸の網の目の大きさ(家の周りに虫が多い時は注意)
③コンセントの高さ
など
もちろん中には仕様を変えることで、費用が増える可能性もありますが、なにも知らないで標準装備が設置され、あとで後悔するようなことがないよう気を付けておいた方がいいですね。
ハウスメーカーの担当者からも意見を聞く
打ち合わせで間取りが決定した後、一時して営業さんから窓の配置変更の提案がありました。
↑を↓に変更したらどうでしょうかとのこと。
窓を端に寄せたことで、幅のある家具やベッドなどを置きやすくなりました。
間取り決定時に、窓は真ん中がいいっていう印象だけで決めてたので目からウロコでしたね。
自分の希望を伝えてそのまま叶えられた場合でも、意外と自分じゃ気付かないデメリットもあったりします。
たまには担当者の方に「これってどう思いますか?」とか聞いてみるのもありかもしれません。
適切なアドバイスをしてくれるはずです。
子どものことも考えよう
これは小さなお子様がいる人限定です。
私たちも子供を連れて打ち合わせに行ってました。しかし、まだ小さいので1時間も過ぎると退屈するんですよね。
youtubeなどで数十分は持ちますが、その後はかまってちゃんになります。
そうなった場合、夫婦のうちどちらかは相手をしてあげなければなりません。
そうすると片方は打ち合わせに参加できなくなり、お互いの意見を聞くことができず内容によってはちょっと困ります。
私たちみたいに共働きで子供がいらっしゃる方は、時には実家の両親に預けたり、お互いの有休を合わせて平日に打ち合わせしたりするのもいいかもしれません。
打ち合わせには数か月かかります。
子供のことも考えて、たまには思いっきり遊んであげるようにしましょう。
注文住宅の打ち合わせ注意点 まとめ
ホントに注文住宅は打ち合わせに時間がかかります。
でもその長い打ち合わせの後に、新築での快適な暮らしが待ってます。
金額に関しては妥協することもあるかもしれませんが、何かを選択しなければいけない時に「これでいいや」ってならないよう真剣に考えて決めてくださいね~。
一生後悔することになるかもしれませんので・・・(/・ω・)/
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