ほとんどのハウスメーカーは外壁がサイディングなんですが、ユニバーサルホーム標準仕様の外壁は、ALCと呼ばれる「軽量気泡コンクリート」を採用しています。
これも筆者がユニバーサルホームで家を建てることに決めた理由の一つです。
今回はALCの特徴から、ユニバーサルホームで建てた我が家の外観等を記載します~。
外壁材ALCの特徴
遮音性が凄い!
我が家は田舎なので、暴走族が来たらまぁまぁうるさいです。
田舎なので普通にまだ生きてます。
昔は隣の実家に住んでたので音が結構響いてたんですが、今ではそこまで音がしなくなりました。
・・・数が減ったのもあるかもしれませんけど。
また家を建てる前にモデルハウス内で感じたことですが、目の前が大通りに面しているのにも関わらず、車の走る音が聞こえないのには感動しましたね~。
雨の音もどしゃぶり以外なら気付きません。
洗濯物を干してる時も気付かないので、若干のデメリットかもしれませんけど(笑
今では昼も夜も静かに暮らしてます。
耐火性が凄い!
これは外壁がコンクリートでできてるから当たり前ですね。
普通のサイディングより燃えにくいです。
外壁を実際に叩いてみると、やはり硬い音がするのでとても燃えにくく丈夫に感じます。
断熱性が高い!
昔、新築する前に住んでいた築40年の貸家は、普通のアルミサッシで、家の中の温度は外とほぼ同じ・・・。
隙間風も普通に入ってきてました。
これと比べると今は明らかに断熱性が高いですね~。
ただ、今のハウスメーカーが造る家って、断熱性が高いのは当たり前ですから( `ー´)ノ
他のハウスメーカーが造る家と、同程度って思っています~。
他メーカーでよく使われているサイディングより断熱性は高そうですが、過度な期待は禁物です。
保険料が安くなる!?
我が家の保険は、JA共済の建物更生共済に加入しております。
最初は木造で見積りを頂いたんですが、後で外壁がALCということを伝えると、通常の木造と比べ年4万円ほど保険料が下がりました!(^^)!
『[木造ALC]ユニバーサルホームにおすすめの火災保険は?』
実はこれが一番ALCの魅力だなって感じてます(笑
保険料でハウスメーカー決めるのも、人によっては考えられないかもしれませんが、やっぱり低収入なので・・・”(-“”-)”
(保険料だけでハウスメーカーを決めた訳ではないんですけどね(笑)
ちなみに外壁がALCでも省令準耐火構造でない場合、通常の木造住宅と同じ保険料の保険会社がほとんどです。
もしユニバーサルホームで契約される方がいたら、事前に聞いて調べてみましょう。
※2017年12月13日追記
JA共済以外でも外壁がALCの場合、火災保険料が安くなるとALCのカタログに記載がありました。
木造ALC専用の火災保険ですね。
今回どのくらい安くなるのか調べるため、AIU損保のトライアングルAの見積もりを取得。
比較したのは、i保険さんで試算し一番安かった楽天損保です。
(下記は2017年の保険料であり、現在では両社とも保険料が上がっていると思われます。)
・建物構造 :H構造(木造)
・建物の所在地:私が住んでいる県
・保険金額 :建物2,000万円 家財500万円
・地震保険 :あり
・保険期間 :10年(地震保険の期間と合わせました)
・保障の範囲 :オールリスク(火災等、風災等、水災、盗難等、破損等)
建物基本:323,910円
建物地震: 45,700円
家財基本:130,500円
家財地震: 11,430円
合計:511,540円楽天損保
建物基本:317,600円
建物地震: 45,700円
家財基本: 71,450円
家財地震: 11,430円
合計:446,180円
比較した結果・・・安くなってない!(笑
建物本体の保険料はあまり変わらないんですが、家財が倍近く違いますね。
というか、楽天損保が安すぎる。
i保険さんのサイトでも他社の火災保険と比べて保険料がかなり安いです。
保険金の支払条件等の違いもあるのかもしれませんが、ここまで違うとトライアングルAに加入する意味がないですね(/・ω・)/
今回の試算では外壁をALCにしても、保険料は安くならないということが分かりました。
ただし、最初に書いた通りこれは2017年の試算のため、現在ではトライアアングルAの方が安くなっている可能性があります。
気になる方は簡単にお見積り可能なため、公式サイトより見積もり依頼してみるといいでしょう。
なお、他に木造ALCで保険料が安くなる損保等あれば、教えていただけると嬉しいです。
ヘーベルハウスの外壁と同じ材質
このALC外壁材、製品名は「ヘーベルパワーボード」といいます。
ここで気づいた方もいらっしゃると思いますが、外壁については旭化成ホームズさんのヘーベルハウスと同じような材料を使ってます。厚さは全然違いますけどね”(-“”-)”
(ユニバーサルホーム37mm、ヘーベルハウス75mm)
ヘーベルハウスは重量鉄骨だし、2階の床にもALCらしきものを敷いてあるし、見た目は同じように造れても見えないところのグレードは全然違います。やっぱり高級住宅と呼ばれるだけありますね( ;∀;)
私の年収ではユニバーサルホームが限界でした。
デザインのバリエーションが少ない
メリットとして断熱性などを書きましたが、吹付塗装のためデザインにはあまり自由が利かないんですよね~。色は結構種類ありますが・・・(/・ω・)/
もともとコンクリなので、ラインをつけたり凹凸を付けたりレンガ調にすることはできます。
また、各場所ごとにラインの種類や塗装色も変えることができます。
ただし、こういったサイディングみたいに、柄を着けたり一部を木質調にしたりすることはできません。
私としては外観より住みやすさを重視しているので、外壁のバリエーションが少なくても特に気にしませんでした。
標準のデザインでも特にダサいとかは感じなかったためです。
それに、人と同じで外見より中身ですからね♪
ユニバーサルホームの外壁には「タイル」もある
「推奨仕様」ということでカタログに載ってました。
やはりタイルだと住宅の重厚感が増します。
私もタイルがいいなと思ってたので、念のため営業さんに聞いてみました。
しかし・・・37坪で約300万円かかるとのこと(+o+)
しかもタイルで施行した場合、その内側部分はALCでなくなります。
ALCの断熱性や遮音性に惹かれてユニバーサルホームに決めたのに、これじゃ意味がないですね(笑
すぐ諦めました。
我が家(ユニバーサルホーム)の外観
ここから実際ALCパネルを使って新築した我が家の話です。
オプションで凸凹させたり、ラインの種類を変えたりすることもできましたが、標準のフラットなデザインにしました。
デザインもあまり凝ると新築費用が増しますし、10年後定期点検時の塗装費用も増しますからね~。
しかし全部フラットだと面白味がなかったので、玄関部分だけ標準仕様の横ラインを入れております。
打ち合わせ途中、ユニバーサルホームに作っていただいたんですが、完成イメージはこんな感じ。
屋根はオレンジ系、外壁はオフホワイト系。
黒っぽい色は汚れが目立ちにくそうとは思ったんですが、暗くなるのがイヤだったので止めました。
それで実際の我が家の外観はというと、こちら。
屋根が見えてなくてすいません(/・ω・)/
いろいろ事情がありアルミバルコニーを採用したんですが、色をプラチナステンにした方がもっと高級感があってよかったかもしれません。
ま、これはこれで気に入ってますけどね~♪
外壁のアップはこちら。
玄関上だけ横ラインが入ってますね~。
まとめ
人によってはユニバーサルホームのモデルハウス等を見た時点で
「このハウスメーカーで建てるのはイヤ!ダサい!」
って思う人もいるかもしれません。
これだけは個人の価値観なので、しょうがないのかも。
ユニバーサルホームのHPに実例集が大量にあるので、外観について気になってる方は見てみてください。
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