家を建てる時期(季節)いつがいい?実は「春」がおすすめな理由

家づくり

我が家は2月末着工5月末に引渡しを受けてます。
着工から引き渡しまで約3か月かかったってことですね~。

本来ゴールデンウィーク前に引渡しまで終わらせるはずだったんですが、宅地造成工事の開始が若干伸びてしまいその分遅れてしまいました。
ま、そこまで工期が伸びた訳ではないので大して気にしてませんけどね♪

 

ちなみに、GW前に引渡しを終わらせたかったのは理由があります。
また、この時期に着工したのにも理由があります。

今回はなぜこの季節に家を建てたのか皆さまにお伝えしときます。
一つの意見として、頭の片隅にでも入れておいてもらったら嬉しいです♪

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梅雨の時期を避ける

私も4月頃から新築のことを考え始めたので、通勤時とかに建築途中の家が気になってました。
しかもほとんど毎日通るので、どんな状態なのかも分かります。
なので、6月中旬頃はずっと養生シートで覆われている家が目につきました。(養生中の家

基礎は雨に濡れても乾くからいいんですが木は膨張しますからね(;^ω^)
きちんと養生されてるっていっても、やっぱりなんか嫌です。

ちなみに↑のリンクから養生中の家の様子を見れますが、雨に濡れて変色してる床合板などの写真もちらほら・・・。
自分の家がこうなったら困りますよね~。

こういった理由から梅雨の時期は避けたかったんです。

台風の時期を避ける

私が目撃した中でこういった家がありました。

台風ではなかったんですが、強風のため家を覆った養生シートを手で押さえられてる業者さんがいらっしゃいました。スーツ姿だったので多分営業さんだったのかも。

「雨に加え強風で建築中の家がどうにかなるかもしれない・・・( ゚Д゚)」
こんなことを考えながら、建築中の家のことを心配するのはイヤですよね~。
正直台風なんてきたら養生用のシートなんて強風で飛んでなくなってしまうかもしれません。

最近の台風は日本全国どこでも向かいますので油断できませんね。
7月~10月の間は要注意です。

真夏の時期を避ける

1つ目は、暑いので大工さんの集中力がなくなり仕事が疎かになりそうだから。
でも、これはあくまで主観です(笑

私自身、暑いと仕事のやる気がでませんからね~(;^ω^)
できれば大工さんが仕事をやりやすい時期に、家を建てたいと思ってました。

2つ目は、私みたいにエアコンを移設する場合、引渡しまでの間エアコンが使えません。
冬はヒーター等で補えますが、真夏はエアコンの代わりになるようなものがありません。

エアコンを新規購入される方には関係ない話ですけど(/ω\)

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真冬の時期を避ける

こちらの場合は大工さんとは関係なく、家自体にかかわってくる重要なことです。

家の基礎がコンクリートで出来ているのは皆知っていることと思いますが、そのコンクリートも完全に固まる前だと、気温によっては凍結する可能性があるということです。
凍結すると強度不良やひび割れ等が発生します。(写真はこちら

こうならないように実際はハウスメーカーで対策されたりしますが、できるだけ心配をなくすため寒い時期は避けておいた方が無難ですね。

 

なおこれに関係する建築基準法の条文を見つけたので、念のため載せておきます。

建築基準法 第七十五条
コンクリート打込み中及び打込み後五日間は、コンクリートの温度が二度を下らないようにし、かつ、乾燥、震動等によつてコンクリートの凝結及び硬化が妨げられないように養生しなければならない。ただし、コンクリートの凝結及び硬化を促進するための特別の措置を講ずる場合においては、この限りでない。

ちなみに上記条文赤文字「特別な措置」を実際講じられているハウスメーカーを見つけましたので、それもついでに載せておきます♪(「ありえの家」様
コンクリート凍結防止のため、家の基礎にテントを張ってヒーターを焚いてらっしゃいます。

こういうふうに十分な対策をされているハウスメーカーなら、冬場に家を建ててもいいのかもしれませんが、寒いので完全に基礎が固まるには時間がかかり工期も伸びます。

やはり不安をできるだけ減らすため暖かい時期に、家を建てた方がいいと思われます。

新築の行事が影響する時期を避ける

私の場合、家づくりを進めていく上で地鎮祭上棟式時の餅まきは避けて通れませんでした。どちらの行事も外で行うため、真冬や真夏は身体的にキツイし雨などの天候にも左右されます。

特に餅まきの餅は行事が中止になってしまうと、処分に困ります。

どうせ行うのなら行事がスムーズに進むよう、悪天候になりにくい時期に家を建てたいですね~。

なお別記事にその行事のことを載せてますので、興味のある方は是非ご覧ください~♪
地鎮祭の費用を安く抑えました!ブログ主が用意した準備物等の詳細を公開します
餅まきにかかった費用は?上棟式の費用と併せて公開します。

食中毒が起こりやすい時期を避ける

4の行事と関係してます。

地鎮祭と上棟式時の餅まき、どちらも食品を扱います。
特に餅まきは餅を沢山の人が食べるため、カビの生えやすい暑い時期はできるだけ避けたいです。

ちなみに我が家の上棟式は寒い時期に行ったんですが、それでも自分達では餅を作らず饅頭屋さんに頼みました。
何かあったら怖いですから(/・ω・)/

食中毒が発生しないよう、できる限り涼しい季節がいいですね。

引っ越ししやすい時期に家を建てる

・3月頃は引っ越し業者も忙しく、スケジュールが合わなかったり値段も上がったりします。
・梅雨の時期は、雨が降った場合引っ越し作業が大変です。
・台風が来たら引っ越し作業を行えない場合があります。
・真夏、真冬の引っ越し作業はキツイです。
・働きながらの引っ越しは時間がかかります。

こういった理由からGW前引渡しが理想ですね~。

私の場合結果的に引渡しが伸びてしまったので、有休とって引っ越したんですけど(笑

まとめ

上記の避けた方がいい季節を分かりやすく表にしておきますので、参考にしてください。
なお、私の勝手な独断と偏見で「×」しましたので、ご了承ください。
また住まわれている地域によって「×」が増えたり減ったりするかもしれません。

 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
梅雨の時期     ××     
台風の時期     ×××××  
真夏の時期      ×××   
真冬の時期××         ×
家の行事××   ×××   ×
食中毒     ××××   
引っ越し×××  ×××   ×

ネットでは「家を建てるのは、建築のプロなので季節関係なく大丈夫です。」って書いてあったりしますが、上記のように家本体以外のことも影響してきます。
家づくりにおいて、リスクはできるだけ減らした状態で建てたいですよね。

ということで、結論!
家を建てる季節はやはりでしょう。

できれば若干寒い2月下旬から着工し、梅雨前には引渡しを終わらせておきたいところです。
GWに引っ越し作業を行えるのなら、それまでに引渡しを済ませるのが一番理想ですけどね。

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この記事を書いた人
田舎サラリーマン

 2018年にユニバーサルホームの家を建て、子育てしながらのんびり生活中。
 家づくりのことや生活、子育てに役立つ情報等を発信しています。
 取得資格[行政書士・宅地建物取引士・FP2級]