新築にかかる固定資産税は?ブログ主宅の課税明細書を公開!

引渡後の家

新築にかかる固定資産税については家を建てようと思い始めたころ、筆者も気になっていたことの一つです。

貸家に住んでいた時には払っていなかったので、どのくらいかかるか検討もつきませんでした。
実際ネットで探しても、よく分かんない計算式ばかりで、具体的な金額はほとんど載っていません。

ということで、今回は我が家に届いた固定資産税の課税明細書を載せます。
固定資産税が決まるまでの流れや市役所職員とのやりとりも書きますので、家を建てる際の参考にしてください~♪

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新築後の固定資産税額を決めるための訪問調査

お盆過ぎ、市役所からこんなハガキが届きました。

家屋訪問調査についての案内ハガキ

内容を簡単に要約すると、
「新築した家は翌年から固定資産税の対象になるので、評価額を決めるため訪問調査を行います。9月25日まで連絡してね♪テヘッ(/ω\)」

とのこと。
やっぱり来たかって感じですね~^^;

ハガキを受け取ってから、書いてあった連絡先にすぐ電話しました。
放置しておいて忘れたら最悪ですからね~。

電話内容は「とりあえず年内に訪問調査をさせてください」とのこと。
残り4か月ほどあったので、平日仕事が休めるときを見計って日程を決めました♪

実際に調査を受けたのは11月中旬だったので、ハガキが届いてから結構経ってましたね(/ω\)

ちなみに引き渡しは5月末頃だったのでハガキが到着するまで約3か月ほどかかっております。

固定資産税額決定のための家屋調査詳細

早めに終わらせて自由な時間を過ごしたかったので、訪問調査の時間は9時にお願いしその時間に決定。

そして当日。
訪問されたのは40歳ぐらいだと思われる、男女それぞれ1名の計2名。
簡単な挨拶をされ、その後約30分間ずーっと家の中を調査されてました。

モバイル端末みたいなものを持って、家の中を見渡しながら何かされてる様子。
端末から「ピッピッ」って言う音が聞こえてたので、壁や建具等の使っている材料でも選ばれてたのかも。
またハガキに書いてあった通り、押入れやクローゼットの中も調べられてました。
見られたくないものは事前に隠しておいた方がいいかもしれませんね。

私は特にすることがなかったので、TV見ながらスマホ触ってました。

調査時間は私への説明も含めて約40分ほど。
またハガキに書いてあった、事前準備物の確認申請書や印鑑には何も触れられずそのまま帰って行かれました。

・・・このお仕事いろんな家の完成見学ができて若干羨ましいですね(/・ω・)/

我が家の固定資産税等を計算

調査後に概算金額を教えてもらいました。
最初から持っておられた書類の中に既にそれっぽい金額が書いてあったので、事前に計算されて来られたんだと思います。

金額を書く前に固定資産税・不動産取得税に関係する、我が家のプロフィールを・・・。

◎ハウスメーカーはユニバーサルホーム
◎木造総2階
◎延床面積 120㎡
◎床暖房あり
◎長期優良住宅ではない
◎土地 約263㎡(隣接地部分含む)
◎土地は親の名義のままなので、不動産取得税はかからない

そして市役所の方から教えていただいた、それぞれの概算金額がこちら!

建物の固定資産税   約85,000円
土地の固定資産税   約8,000円
建物の不動産取得税 20,000円~30,000円

建物は高いけど、土地は安いですね~!
さすが田舎(笑

で、ここで気になるのが我が家の評価額!
頂いた資料と聞いた話から、建物と土地の評価額がどれくらいなのか自分なりに調べてみました。

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建物の固定資産税から建物評価額を逆算

固定資産税に関して頂いた資料がこちら

マイホームの固定資産税説明書

重要なのがで囲った税額の計算方法の部分です。

税額=課税標準額×税率

この計算式は全国どこでも同じなんですが、税率は住んでいる市町村等で違ってきます。
全国的には1.4%が多いみたいなんですが、私が居住している市は1.6%(+o+)
多分田舎なので、都市計画税がかからないからかも(笑

そして重要なのが、資料中ほどにある新築後3年間の減額措置
我が家は床面積が120㎡なので税額が全て1/2されてます。

以上を元にして↑の計算式に実際の金額等を当てはめると
85,000円=(課税標準額×1.6%)×1/2
つまり

課税標準額(家の評価額)= 10,625,000円

となります。

 

ユニバーサルホームの見積書が21,757,081円だったので、約半分ぐらいで評価されてますね~。
ちなみに市役所の方から

外壁はALCですよね?地熱床暖房はついてますよね?

と聞かれたので、その分評価額も加算されてるかと思われます。

なお、先ほど書いた減額措置は4年目以降適用されません。

4年目以降の固定資産税は、減価償却されたとしても約14万円ぐらいになるでしょう。

と、おっしゃられてました。
たっか!

3年ごとに評価額は見直されるみたいですが、4~10年の間は毎年固定資産税10万円以上かかるのを覚悟しておく必要がありそうです・・・(+o+)

土地の固定資産税から土地評価額を逆算

土地も建物と同じ式で税額が決まります。

税額=課税標準額×税率

土地も同じく当てはめてみると、8000円=課税標準額×1.6%
つまり

課税標準額(土地の評価額)= 500,000円

となります。

 

ビックリするほど安い!と思われそうですが、この金額、
上記の資料にもあるように特例措置等が適用されてます。

200㎡以下の部分は課税標準額が1/6。それ以上は1/3。

以上を加味して計算したところ、約2,500,000円が我が家の土地の評価額のようです。

これでも十分安いですね(笑
田舎だからこんなもんなんでしょう~。

建物の不動産取得税の計算

不動産取得税に関して頂いた資料はこちら。

不動産取得税にかかる説明書

こちらも固定資産税と同じような計算式です。
なお我が家は長期優良住宅ではない新築なので建物価格から1,200万円が控除されます。

税額=(家の評価額-1,200万円)×税率

税率は全国統一されているため建物の場合3%。
式に実際の金額等を当てはめると
20,000~30,000=(家の評価額-12,000,000円)×3%

家の評価額=12,666,666円~13,000,000円

となります。

 

・・・ここで気になったことが一点。
市役所の方が

固定資産税(市税)の評価額と不動産取得税(県税)の評価額は計算する機関が違うので若干違います。

と言われてたんですよね~。

でも、自分で計算した金額は固定資産税と不動産取得税の評価額で約200万円ほど差があります。
もしかしたら私の計算が間違ってるのかも・・・(笑

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市から届いた固定資産課税明細書

訪問調査が終わって約半年後の、5月下旬に送ってきました~。

納税通知書も一緒に載せときます。

先に建物の方

固定資産税課税明細書

固定資産税納税通知書
建物評価額 9,690,448円
固定資産税 77,500円

 

続いて土地の方
固定資産税課税明細書

土地は親所有なので他の土地も載ってます。
赤枠で印をつけた部分が我が家の土地、計約263㎡になります。

土地評価額 2,282,850円
固定資産税 7,546円

以上明細書になりますが、どちらも市役所の方から聞いていた税額より若干安くなってますね~。
多分、言った額より高くなった場合苦情等ありそうなので、高めに言ってるのかもしれません(笑
聞いていた額より固定資産税が少なくなったのでヨシとします♪

ちなみに建物の不動産取得税の明細書、納税通知書は来ませんでした。
どうやら建物評価額が控除額1,200万円を下回ったため、不動産取得税はかからなかったと思われます。

新築4年目の固定資産税課税明細書

令和4年某日、市役所よりこんなものが届きました。

「新築住宅軽減期間終了のお知らせ」

新築4年目の固定資産税課税明細書

簡潔に言うと、「新築して4年経ったので今年からの固定資産税は通常どおり頂きますよ!」という通知ですね。
いきなり金額が大きくなるので苦情等が多いんでしょうか。まさか事前通知が来るとは。
私の場合は知っていたので、逆に興味深々でしたけどね(笑

ということで新築して4年目の固定資産税課税明細書がこちらです。

新築4年目の固定資産税課税明細書

建物評価額 8,818,308円
固定資産税 141,092円

計算すると建物評価額は新築時と比べて約91%に減り、固定資産税は3年間半額だったことを加味すると141,092円/(77,500円×2)≒91%
となり評価額も税額も同じ割合で減った、って考えることができますね。

ただし初年度の実際の税額よりは約182%増加しております。
2倍までとはいきませんが、結構大きい金額になるためしっかりと貯金しておく必要がありますね~。

新築4年目の固定資産税がいくらになるのか気になる方は参考にしてください♪

まとめ

新築する前から気になってたことなんですが、家に関する税金って意外と高いですよね~。
ビックリしないでいいように、ハウスメーカーの担当者から事前に聞いとくといいかもしれません。

固定資産税って結構金額が大きいので家計が痛いです(/・ω・)/
新築時はきちんと考えておきましょう。

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コメント

  1. なやみん より:

    こんばんは!
    家を建てようかと思い立って数ヶ月のものです。色々なHMや工務店のカタログ、展示場、新築内覧会など行ってますが何処が良いとかまだ全然検討もつきません。主人はユニバーサルホームの家が気になっているようです。やはり地熱床暖房やALC、災害に強いを気に入ってるようです。しかしながら、私としては不安がありますので質問させて頂きます。①結露の発生はどうですか?ネットで調べると数件ですがヒットします。②床の硬さはどうですか?幼児や老人は転倒した時に危ないとの指摘もありましたが…あと 腰痛になりやすいとか?床材を敷いても硬いのですか?

    • 田舎サラリーマンinakasarari-man より:

      >なやみんさま
      その件については、いずれ記事にしようと思ってました~。
      詳しくはその時に書きますが今回は簡潔に。
      ①我が家は田んぼを埋め立てて家を建てましたが、結露なんてまったくありませんね~。
      私も家を建てる前そういったことをネットで見ましたが、あくまで文章で書いてあるだけで写真や動画など証拠となるものは見つかりませんでした。
      もしそういう方がいらっしゃるのなら「ユニバーサルホームの家」が原因ではなく、日当たりが悪い風通しが悪いなど「建てた場所」に原因があると個人的に思ってます。
      ②住み始めた当初は確かに硬いかもって思いました。でも、やっぱり慣れますね(笑)
      1週間程度で気にならなくなりましたよ~♪
      あと、転倒したら危ないのは別に地熱床システムだけに限ったことではないです。床下有の他HMでも転倒したらやっぱり危ないかと。
      なお、床の硬さが気になられる方のためにクッション付のフローリング床材なんかもあります♪
      私は無垢床材が良かったので採用しませんでしたけどね~^^b

      ご参考になればm(_ _)m

  2. おだ より:

    はじめまして。
    私もユニバーサルホームを考えています。
    冬場で床暖房を使用した期間の電気代はおいくらになっているか、教えて欲しいです。
    現状、オール電化で考えてまして、もしもかなり行くようなら、ガスでの床暖房を検討しようかと思っています。

    • 田舎サラリーマンinakasarari-man より:

      >おださま
      最近忙しくてブログ更新しておりません(・・;)
      でも近々電気代についての記事を書く予定です。
      少々お待ちをf(^_^)

この記事を書いた人
田舎サラリーマン

 2018年にユニバーサルホームの家を建て、子育てしながらのんびり生活中。
 家づくりのことや生活、子育てに役立つ情報等を発信しています。
 取得資格[行政書士・宅地建物取引士・FP2級]